浮気がわかっても離婚したくない妻
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依頼者プロフィール
- 氏名:桜井望(妻) 年齢:30代 職業:自営業
- 家族構成:夫と2人 婚姻歴:5年
- 現状:夫が経営する会社を手伝っているが、3カ月前から客との食事など接待が増え帰宅が遅くなったり、休日に出掛けて行く事が増えた。
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対象者プロフィール
- 氏名:望月誠(夫)
- 年齢:30代
- 職業:自営業
依頼内容
3カ月前から、夫の帰宅時間が遅くなる日が増え、休日も仕事だと出て行く事が増えた。
現在は、夫が経営する会社の経理事務を手伝っている依頼者だが、昔からいる社員の2名を除いて他の社員は依頼者が妻である事を知らない状況。1カ月前位に、依頼者が妻だと知らない社員から社長(夫)と関係が怪しい社員がいるという噂を聞き、帰宅時間が遅くなった事等から浮気を疑うようになった。
また、夫とはお互いの両親との顔合わせもし、きちんと結婚式を挙げたにも関わらず、籍を入れていない。当初はタイミングがずれた、とはぐらかしていたが、仕事を手伝ううちに、社員の手前、夫婦である事を隠す方が仕事がしやすいとなだめられ、現在まで事実婚の関係が続いている。
そういった不満もあり、女性関係には常々、不安を感じていた。
今回は、社員の噂話もあり、年齢や出産の事を考え、この結婚に対してはっきりさせておきたいという思いから依頼に至った。
調査結果
調査は客との食事だと言う日の勤務後から始まった。
初日は、夫の言う通り男女を含めた数名の取引先関係者と食事をして帰宅。
2回目の調査は、休日出勤という日に実施した。
この日も昼過ぎから会社に出社した。
しかし、夕方、勤務先から女性社員と2名で出て、最寄駅の居酒屋に入る。依頼者に電話報告するも、女性の風貌を伝えると、その女性とは恐らくそういった関係ではないといった情報が入る。居酒屋から出た2人は、そのまま電車に乗り、2つ先の駅で女性のみ降り、夫はそのまま帰宅した。この女性とは雰囲気からしても、上司と部下といった関係である。
その後、4回目の勤務先後の調査で、会社から出た後、繁華街にて女性と接触し、レストランへと入る。レストランから出て来る時は、手を繋いでいる事から男女の関係であると予測させる雰囲気だったが、その日は、そのまま別れた。
次の休日の調査で、朝から出た夫は、レストランで食事をした女性と再度接触し、買い物をした後、女性宅で一夜を過ごした。
この日は、取引先の社員旅行に同行すると嘘をつき、出掛けていた。
調査報告後、不倫相手の女性は取引先の社員である事が判明した。
事実がはっきりしたが、依頼者としては夫と離婚はしたくないが、女性との関係がこのまま続くのは嫌だという。
夫を強く責めると離婚に発展してしまうのではないかという事を恐れ、、やんわりと取引先の女性との関係について追求した。
最初こそ認めなかったが、妻が何か確実に知っている話ぶりに夫も最終的にはその関係を認め、女性とは別れると約束した。
後日談
ただ、夫の言うことを信じられない妻は携帯電話でのやりとりやなどを盗み見て、その後も女性との関係が続いている事を知りもやもやとした日々が続いているという。
この依頼者とはその後も長く、電話相談に応じたが、なかなか一歩を踏み出せずにいる。
この件に関わらず、このように悩んでいる方の多くは事実関係や、相手の気持ちの前に、離婚したくない、別れたくないと決め付けて問題にあたる事に原因があるように思う。
時に相手の出方次第ではこちらから離別してやるという強い気持ち(腹)も必要だ。
夫婦で築いてきた時間の中で、相手はどうせ別れるなんて決断出来るわけ無い、とりあえず謝っとけばいいと思われているケースも多い。
調査料金
プラン | 浮気調査Dプラン(50時間) 640,000円 |
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消費税 | 64,000円 |
調査実費 | 23,500円 |
合計 | 727,500円 |