数年前から夫の浮気を疑い、妻自ら領収書などから情報収集を繰り返し、夫の経営するアミューズメント施設のコンサルタントとして経営に参画している女性が浮気相手として浮上した。

妻に離婚の意思はなく、2人の関係を証明できる証拠さえ入手出来れば、コンサルタント契約を打ち切り、不倫関係を解消させるのは容易だという事で、月2回の打合せ日の1日調査を実施する事となった。

夫の浮気調査は16時から夫の経営するアミューズメント施設から開始した。

19時、夫が退社し、電車を乗り継ぎ、自宅手前のターミナル駅で降車。

駅前のタクシー乗り場よりタクシーで幹線道路沿いのシティーホテルに入館し、ロビーフロアにて携帯電話で「今、下に着いた」と話し、暫くすると40代女性が客室エレベーターより現れ、本人と合流した。

調査員はその様子を撮影すると共に、事前資料として預かったコンサルタント契約する女性と同一人物である事を確認した。

20時、2人は2タクシーで郊外にある懐石料理店に入店する。

2時間ほどで飲食を済ませ、2人は迎車タクシーでシティーホテルに戻り、同室に入室する。

通常はホテルから出てくる画を撮影して調査を終了するが、今回は2人が一緒にホテルにいる証拠があれば、良いというご依頼者の強い要望により同時点で調査を打ち切り、終了する事なった。