母親に近づく結婚詐欺氏まがいの調査
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依頼者プロフィール
- 氏名:保谷晃子 年齢:30代後半 職業:専業主婦
- 家族構成:夫と娘
- 現状:父親は数年前に他界しており、1人で暮らす母親に1年位前から交際相手のような男性がいるようだが、金銭がその男性に流れている様子で怪しい状況である。
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対象者プロフィール
- 氏名:星野朋子(母親)
- 年齢:65歳
- 職業:無職
依頼内容
10年前に父親が他界してからは、母親は実家で1人暮らしである。依頼者家族は東京に住んでいるが母の住む実家は神奈川県内であり、母娘関係が良好であるとは言えない為、年に数度、実家に行く程度であった。
母親は商売をしているが、近年では1人で多少の業務をこなしている程度であった。
1年程前から母親と親しくしている50歳過ぎの男性がいて、依頼人にも仕事のパートナーと紹介され2度、会った事があった。ただ、名刺も何枚か持っていて、仕事もはっきりせず、何となく胡散臭い男性という印象であったが、1カ月ほど前に母親から連絡があり籍を入れるというのである。依頼人は勿論、やめた方がいいと伝えたが、母親は聞く耳を持たない。また、ここ最近では、少しボケもあるような様子もあった。
そんな時、母親が昔から取引のある証券会社の担当者から連絡がった。通常は本人以外には伝えるべきではないのだが、ここ1年以内にかなりの額を解約しているというのである。また、様子からしてもボケているのか少し様子がおかしいという連絡であった。
その他、貯金がなくっており、母親ははっきりとは言わないが、男性にお金を渡している様子であった。仕事のパートナーとしていうが、詐欺のように思い、男性の身元も含め判明させたい事から依頼に至った。
調査結果
母親と男性と依頼人の3人が昼食をする予定を作り、食事後、依頼人と別れた後、2人の追尾をする事から実施した。
母親と男性は食事を終えた後、喫茶店でお茶をし、その後、2人で証券会社にむかった。その際に、またいくらか解約したく、夕方には証券会社に行くといった電話がはいった。(証券会社の担当から依頼人に、母親からその旨の連絡があったと電話がきた)
証券会社近くで男性は別れ、男性は近くの喫茶店、母親は1人で証券会社に入った。
1時間弱で母親が出て、喫茶店に男性と合流した。その時に、お金の入った封筒を男性に渡していた事を確認した。
その後、2人は別れ、男性の帰宅先を判明して、1日目の調査を終了した。
翌日からは、男性の自宅から調査を開始して、2日間、男性の素行調査を実施した。
男性は1人暮らしであり、仕事をしている様子は見られず、数名の女性と接触している事を確認した。
その後、母親と男性は勝手に入籍ではないが養子縁組をしており、しばらくして母親が他界してしまった。養子縁組されており、相続の問題から、男性を詐欺で訴え、裁判となったが、男性は詐欺の前科もあり、最終的には養子縁組が無効となった。
調査料金
プラン | 素行調査Bプラン 350,000円 |
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消費税 | 35,000円 |
調査実費 | 27,600円 |
合計 | 412,600円 |