失踪した娘(21歳)、現在の意外な生活状況
-
依頼者プロフィール
- 氏名:林泰宏 年齢:45歳 職業:自営
- 家族構成:妻・娘
- 現状:21歳になる娘が家出をして3ヶ月、父親へ娘が某ソープ街で働いているという怪文メールが送信されてきた。
リンク先の店舗HPを閲覧すると、ぼかし加工されているものの、間違いなく娘だと確信。
過去の依頼者の紹介で弊社に相談をいただいた。
-
対象者プロフィール
- 氏名:林真帆
- 年齢:21歳
依頼内容
1度目は父親のみが相談に訪れ、妻とも検討するという事で持ちかえり、妻と共に弊社を訪れたのは2日後だった。
父親は確信の部分を隠しながら娘の話をはじめたが、やがて、妻が隠したってしょうがないでしょうと話しはじめた。
娘は今年になってから、外泊も多くなり、夏ごろには週の半分は外泊する状態だった。9月に入ってから全く帰宅しなくなり、早2ヶ月が経過。
心配でメールを送ると数日後に返信があり、一度は不在の間に衣服などを取りに戻っている形跡もあり、事件事故に巻き込まれた懸念はなく、警察にも相談していないという。
そうした中、先日、フリーアドレスから夫の携帯へ一通の怪文メールが届く。
内容は娘が某ソープ街で働いている。店舗のアドレスが貼り付けられていたという。
某ソープ店のHPキャスト紹介を閲覧するとぼかし加工がされているものの、明らかに娘だと確信した。「まりこ」の源氏名で働いている。
依頼人としては無理やり店に乗りこんでも娘の意思は固いだろう。戻ってこさせることは出来ない。せめて、現在の住所と男性を含めた同居人の有無、生活状況を少しでも知りたいと依頼に至った。
相談を聞くなかで、なぜ夫婦(特に父親)はこれほどまでに娘に気を使い、娘もまた家に寄りつこうとしないのか?
お話をしている限り、依頼人夫婦は自営での仕事で経済的ゆとりもあり社会常識を備えた常識人だ。一般的にいう問題ある家庭環境どころか恵まれた養育環境だ。
依頼人は最後まで家出の理由についての話を避けているのは明らかだった。
無理に聞くこと事もないと思い、こちらとしても詮索せず調査を引き受ける事となった。
調査結果
娘の勤めるソープ店は全国的にも有名な都内のソープ街の一角にある。
接客商売なので客として入店し、世間話から情報を聴取する事も容易だったが、その手法がどうしても必要になった時点まで敢えて提案はせず、出勤予定日をHPで確認し素行調査を中心に調査を実施する事となった。
こうした風俗街では張り込みが困難なケースが多いが、今回はその点を除けば直ぐに生活状況もわかるだろう。
事実、調査初日には娘の居住先を特定。横浜市内にある築5年程度の2DK程のアパートだった。
翌日からソープでの勤務外の生活状況を4日間に亘り監視するが同居、交際している男性もいない様子で、ほぼ自炊し平穏な生活を送っている。
懸念される個人負債を負っている事実関係もなく、ゆっくりと自立した生活を築いている印象だったので、一旦、ご依頼者へ報告し早々と調査を終了する事となった。
報告時、依頼人夫婦は神妙な顔つきで報告書を受け取り、静かに礼をいって帰っていった。
最後まで夫婦が抱える娘との確執を窺い知ることは出来なかったが、親子の関係も絶対的なものではない事を改めて、思わされる案件であった。
調査料金
プラン | 人探し調査Cプラン(35時間) 460,000円 |
---|---|
消費税 | 46,000円 |
調査実費 | 28,500円 |
合計 | 534,500円 |