駐輪場の売上金窃盗犯を捕まえろ
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依頼者プロフィール
- 氏名:大野隆 年齢:40代 職業:専務取締役(不動産・貸しビル業)
依頼内容
依頼者は都内にいくつかビルを所有する貸しビル業の専務取締役で現在は代表でもある父親から引き継ぎ、業務の全権を任されている。
今回は所有する東京都大田区内の駅前ビルの1階部分の駐輪場の売上金に定期的に、数千円の差異があり、管理人の誰かが少額だが定期的に盗んでいる様子だという。
こんな状況がかれこれ半年も続いているが、被害額が毎月3万円前後の少額であり機械の誤差の可能性もあると放置していたという。
現在、管理人は60代以上の男性3名がシフトで従事しているが、常勤ではなく午前の出社時間帯、日中、夕方の3回1~2時間勤務(自動精算機の管理や駐輪場及び周辺の清掃)する体制だという。
調査結果
過去の統計により誤差が生じる可能性が高い早朝時間帯に絞り調査を実施する事とした。
駐輪場では当日券、1ヶ月定期券の販売が自動券売機で行われ入口に設置されている。
調査員が目視で確認、撮影する事が困難な環境であるため、駐輪場内に小型の隠しカメラを設置して周辺の駐車場にて自動券売機の監視と録画を行う体制を整え、朝6時より調査を開始した。
3日間実施した結果、内2日で60代の男性管理人が自動券売機を開閉し、不正に千円札を抜き取る様子を確認、撮影する事に成功した。
駐輪場利用者がいても気にする素振りもなく、抜き取る様子は常習化している事を物語っていた。
後日、専務からは父親の代から働いていた方だったので、自主退職して貰う形で公にすることなく穏便にこの問題を収束させたと報告を頂いた。
調査料金
プラン | 監視・撮影調査(3時間調査を3日間) 150,000円(隠しカメラ設置など諸費用含む) |
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消費税 | 15,000円 |
調査実費 | 6,500円 |
合計 | 171,500円 |